覆水盆に返らず！！

太公望呂尚の故事。
周の西伯（文王）と武王の二代に師父として仕え、武王をたすけて殷の紂王を滅ぼし周王朝のもとを築いた太公望は、西伯に見出されるまでは、なにもせず読書ばかりしていた。妻の馬氏は、仕事もせずに一日中机の前に座っているばかりで、何のはたらきもない夫に愛想をつかして、自ら離縁してしまった。しかし呂尚は清貧に甘んじて、ひたすら学識を深めることにつとめた。その後、渭水のほとりで釣りをしているところで、文王と出会う。正に太公（たいこう）が望んだ人であるから太公望で、この故事から釣り人の別称を太公望と言うようになった。ところで、太公望が文王の師父として斉公に任じられると、自ら離縁して実家に帰った元の妻の馬氏は、あのなまけものの夫が、と驚くとともに、大いに自分の不明を恥じて、悔いて夫のもとを訪れて復縁をせがんだ。すると太公望は、水を入れた盆を持ってこさせ、その水を庭にこぼし、「この水を盆にもどしてみなさい」と。馬氏は水をすくおうとしたが、当然むりな話である。太公望は言った。「いったんこぼした水は、二度と戻すことはできない」。
　「汝、能く離れて更び合わんとするも、覆水定まりて収め難し」と。
これが「覆水盆に返らず」の故事である。この言葉は、一度別れた夫婦は再びもとの鞘に収まることは出来ない。という意味で使われるが、また、夫婦という人間関係を離れて単に、いったんやってしまったことは取り返しがつかない。あるいは、後悔先に立たずという意味にも使われる。（駒田信二著「中国故事はなしの話」文春文庫。を参照としました）

さてさて、本日はコピーからのスタートです。いつもお世話になっているＮ様のブログより、コピーしてきました。この間愚生のブログで「友人の死」の経験をコメントされていたので愚生は「絶絃」という言葉を思い出した。愚生はもともとギター弾きなのですが、ノミで人差し指の先を落としてから絶絃です。いやいや愚生の事でなく。
「伯牙」。「伯牙絃を絶つ」という言葉です。（はくがげんをたつ）
伯牙が琴を演奏すれば、鍾子期がこれに聞き入った。伯牙が高い山を心に描くと、鍾子期は「良い音色だ、そびえ立つ太山のようだ。」っト言った。今度は　流れる水を心にえがいて演奏すると、「勢いよく流れる水のようだ」っト言った鍾子期が死んでしまった。伯牙は琴を破り絃をたち切って、死ぬまで琴を演奏しなかった。それは、この世の中に自分の演奏する琴の音色を理解できる者はいないと考えたからである。
こんな様なお話から、友人、親友の死　にたいして使われるようになったみたい。。。
堕天使さんとの電話中にビールを飲んで「ぷあぁ～」っと言ってしまい「今ビール飲みましたね！」っと言われてしまった愚生でありますが、自称本日休肝日です。堕天使さん　以後気をつけます（反省；
絶絃　のついでっといっちゃぁなんですが、覆水盆に返らず　も読んでもらえれば・・・っと思いコピーです。
えー本日はこのへんで。。。